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ALCパネル

本日伺った外装劣化診断のお宅はALC外壁で正式にはオートクレーブライトウェイトコンクリート日本語名は軽量気泡コンクリートといい

断熱効果、遮音効果、軽量、強度などに優れた外壁素材です。

ただリスクがあるとすれば連結気泡という小さな穴が無数にあり水を吸いやすいという事です。

次に写真はその劣化の様子ですが、

少しわかりづらいですが雨水を吸収しALCが部分的に浮いているのが確認できました。

またALCの繋ぎ目のシーリングの切れと外壁表面のチョーキング現象が見られ防水機能が低下しているのがよくわかります。

対応策は適切な下地処理と併せて新しい塗膜で防水機能を復元させることで建物の耐久性をアップさせる必要がありますね・・・

1920年台にヨーロッパで開発され1960年台に日本に導入された外壁材ですが現在全国で多く使われている大変優れた外壁なので

しっかりとしたメンテンナンスを施し永く使用して頂きたいですね!

ALCのご自宅の方は定期邸に点検をお勧めします!!