北九州市で塗装工事ならナカガワクリエイトにお任せ【八幡西区塗装工事①】
こんにちは!
八幡西区を中心に外壁・屋根塗装を行っています、プロタイムズ八幡西店 (株)ナカガワクリエイト 外装劣化診断士の小川です。
現在施工中の小倉北区の現場は順調に工事も進んでいます。
今回のブログは小倉北区の現場ではなく、今週の木曜日(2/27)より工事が始まる、八幡西区の現場について書いていきたいと思います。
木曜日からなので足場はまだ立っていませんが、現在の劣化についてお話ししていきます。
今回工事をさせていただくのは屋根塗装で、使われている屋根材はセメント瓦です。
セメント瓦は戦後日本で一番腐朽した屋根材です。
重量は1坪当たりで約148kgとかなり重たいです。
形は湾曲しているJ型や直線的なF型など、いくつか種類があります。
ぱっと見た感じでは陶器瓦やいぶし瓦などに類似していますが、大きな違いとしてはセメント瓦は定期的に塗装メンテナンスが必要なことです。
表面加工は塗装が施されているので、、塗装が劣化してしてくると塗装メンテナンスが必要になってきます。
塗装が劣化してくるとセメントに混ぜてある砂が露出してきます。
砂が露出すると表面が雨で削られていき、次第に大きい劣化に繋がっていきます。
こちらの現場で実際に起きていた劣化症状は、変退色(色褪せ)・塗膜剥離・コケ・カビなどが目立って発生していました。
防水効果が失われているので雨が浸透(吸い込み)しやすく、様々な劣化症状が発生してしまいます。
また表面は砂が露出しているので、今後は瓦のクラック(ひび割れ)や割れ・欠損などに気を付けないといけません。
ではどのようにして塗装メンテナンスを行っていくのが一番効果的なのか?
通所は密着を一番に考えて、吸い込みを止めるためにシーラーという下塗り材を塗装していきます。
シーラーで密着力を高めて次の工程の中塗りに進みますが、シーラーは薄膜なので砂が露出してしまい、表面に凹凸が出来ている場合はその凹凸がそのまま残った形で塗装することになってしまいます。
凹凸が残ると綺麗な艶を出せず、またその後の耐久性にも影響してきます。
なので今回は薄膜の下塗り材ではなく。厚膜の下塗り材を使って塗装していきます。
使うのは日本特殊塗料から出ている「ウルトラルーフプライマー」です。
厚めに塗ることを目的としているので、表面の凹凸を可能な限り無くし、中塗りの工程に進むことが出来ます。
塗装において下塗りは非常に重要な工程なので、工事が始まってからは慎重に施工をしていきたいと思います。
今後は小倉北区の現場と並行して、こちらの八幡西区現場についてもブログを書いていきたいと思います。
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