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セメント瓦の劣化

北九州市八幡西区と若松区を中心に外壁塗装と屋根塗装を行っている株式会社ナカガワクリエイトの中川です。

今日は洋風のセメント瓦の劣化の様子を書いてみます。

セメント瓦と言うと和瓦の形を想像しがちですが、中には洋風のデザインや平板の形のものもあります。

今日は表面が少し洋風のセメント瓦についてかいてみますが

写真のように少し半円状のデザインを施したセメント瓦ですが、外見はモニエル瓦に類似しているのですが

違いは瓦の木口に凹凸がなくきれいな状態ですがこれと比較してモニエル瓦は着色セメントを吹き付けてるので

木口がざらざらして凹凸があり見分けがつきます。もし判別しにくい場合は瓦の裏面を確認すると瓦の名称の刻印が

打ってあるのでそこで確認すればよいでしょう。

この素材の確認はとても重要でしてそれによって使用する塗料や塗り方が大きく変わってくるので塗り替えを計画す

るときは必ず業者に確認してもらいましょう。

この写真では塗膜剝離が進み下地の古い塗料が見えてきたり防水性が低下したことでコケやカビが発生しています。

メンテナンスの方法としては脆弱な塗料は高圧洗浄とケレンにより可能な限り取り除き再塗装することですが

できれば下塗りは2度塗りして仕上げ塗料との接着力を強力にすることが耐久性を上げることが望ましいです。

特に屋根は紫外線や雨水を直接受けるため十分な接着力が必要になります。

仕上げの樹脂塗料の選別は期待耐久年数に応じてシリコンやフッ素或いは無機塗料を検討すると良いでしょう。

出来れば熱を反射する遮熱塗料を使用すると夏場の2階の室温が若干下がり過ごしやすいのと併せて蓄熱による

塗料の劣化も抑えられられるので一石二鳥ですね…

このようなことを考慮してセメント瓦のメンテナンスをご計画すると良いと思います。

もっと詳しく知りたい方はお気軽にナカガワクリエイトまでお声かけください、丁寧にご説明いたします。