コンクリート外壁 爆裂補修
北九州市八幡西区、若松区で外壁塗装と屋根塗装を行っている株式会社ナカガワクリエイトの中川です。
東京オリンピックで連日、賑やかですがその影響と夏休みなども重なって全国的にコロナ感染者数が激増
しています、特に「インド株」の感染と20歳代~30歳代までの若い人たちの間で感染者数が増えている
ようですが、まもなく福岡県も緊急事態宣言が発令されそうですね。
このコロナとの戦いは最終的にはワクチン接種率の向上と飛沫感染を防ぐ基本的な行動厳守の2点だと思い
ますので、みんなで終息に向けて努して行きたいですね。
さて、本日はマンションのコンクリート外壁の爆裂という劣化症状について書いてみます。
基本的にはコンクリートやセメントには防水性はなく雨水を吸うことより躯体内の鉄筋が腐食し外壁を剥が
してしまういわゆる「爆裂」といった劣化が発生します。次の写真がそのようすです。
爆裂部にマーキング(しるし)をします。
傷んだ部分を斫りとりますが、中の鉄筋が比較的に表面に近いところに入っているのがわかります。
本来であれば表層から30mmほど奥に配筋されるのが正しい施工法ですが、若干深さが足らないようで
す。
次は鉄筋に防錆材を塗布し錆の進行を抑えます。
そのうえで…
修復用の軽量モルタルで埋め戻し、下地補修が完了です。
この工法で建物全体の補修を行ったうえで防水塗装を塗布しますが、マンションの改修工事における
工事品質を高める要因はこの下地補修の精度が大きく影響してくるので打診調査、および補修工事には
しっかり労力をかけて行うのが良いでしょう。
マンションの劣化診断や下地調査は無料で行っていますので気になる方はお気軽にナカガワクリエイトまで
お声かけいただければすぐに対応させて頂きます。
お待ちいています。