セメント瓦の劣化状況

北九州市八幡西区、若松区で外壁塗装と屋根塗装を行っている株式会社ナカガワクリエイトの中川です。

本日はセメント瓦の劣化の様子をご紹介いたします。

セメント瓦は昭和４０年台～５０年初めまで一般住宅で多く使われた屋根素材です。

セメントと砂を型に入れ形成された瓦材ですが、セメントの吸水性を防ぐため１０年毎に塗装メンテナンスの

必要があります。

写真はおよそ築５０年程度のセメント瓦ですが塗装は何度かされてるようですがさすがに

雨水と紫外線の影響で表層塗膜が傷んでいるのがわかります。

特に塗膜剝離とコケの発生、ならびに変退色が起こり部分的に瓦の浮きやズレが生じていました。

対策としては浮きやズレは元に戻し、高圧洗浄によりコケ、カビ、脆弱な塗膜を除去し防止水塗装により

保護をすることですね。

ただ、事前に瓦下地の野地板と防水シートの点検を行いそれらが健全であれば塗装によるメンテンナンスで大丈夫で

すが、そこに大きな劣化があると瓦の葺き替えを検討すべきですね。

つまりお家をリフォームする場合は傷みの程度や将来のコストパフォーマンスを充分に考量したうえで仕様を組むべ

きだと思います。

大きな予算と煩雑な作業を伴う工事は何度も行う事はできませんので、ご自身の将来設計と併せて慎重に決めること

をお薦めします。

お家のリフォームでお困りの方は㈱ナカガワクリエイトまでお声をおかけくだされば適切なアドバイスを差し上げま

すので気軽にご連絡ください。

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