【塗装の豆知識】ケレンついて
こんばんは!!!
北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装を行っているプロタイムズ八幡西店 株式会社ナカガワクリエイト 外装劣化診断士の小川です。
前回に引き続き、塗装の豆知識について書いていきたいと思います。
前回は施工上の注意について書いていきました。詳しくは下記をクリックしてください。
今回はケレンについて書いていきます。
ケレンとは下地処理の作業の一つで、鉄部の錆を落としたり、脆弱な塗膜を剥がすことを指します。
※上記写真の様な錆や塗膜です。
塗料の密着性を高めるために必要な作業です。この作業が不十分な状態だと、早期の錆の発生や塗膜剥離等に繋がってしまいます。
ただケレンと言っても、いくつか種類があります。
◇1種ケレン
◇2種ケレン
◇3種ケレン
◇4種ケレン
上記の4種類のケレン方法があります。
1種ケレンは腐食が激しい時に行いますが、基本的に一般住宅ではなく橋梁等で行われます。
2種ケレンは主に電動工具を使う方法です。例えば鉄部では錆が出ている箇所はもちろんですが、錆が出ていない箇所も同じように電動工具を使い、ケレンしていきます。
3種ケレンは2種ケレンと同じように電動工具を使ったり、その他ワイヤーブラシやスクレーパー等を使い、鉄部においては錆が出ている箇所のみケレンしていきます。
4種ケレンは電動工具は使わず、ペーパーなどを使い手作業のみでケレンしていきます。
住宅塗装工事の場合は主に3種ケレンと4種ケレンを用いて、工事をしていきます。
初めにお話しした通り、主に鉄部の錆を落としたり脆弱な塗膜を剥がすときにケレンを行いますが、その他には目荒らしの目的もあります。
目荒らしとは表面に細かな傷をつけるイメージです。
塗装工事をする際、フラットな表面(ツルツルしている)とザラついた表面とを比べた場合、ザラついている方が密着性が向上します。密着性が高い方が耐久性も向上します。
素材や箇所によって傷みが極端に少ないこともあります。
そういう時は目荒らしを行い、敢えて細かな傷をつけザラついた表面にしてから塗装を行っていきます。
目的によってケレンの用途も変わってきます。
最後に、
下地処理が少ない程、作業量が減るので工事の全体金額も抑えることができます。ケレンに関しては、4種ケレンであれば金額も抑えられます。3種、2種になるにつれて金額も上がっていきます。
出来る限り、お家が傷む前に工事をされることをお勧めします。またどれだけ下地処理をしたとしても傷む前の状態で工事を行う方が耐久性はより向上します。
どのタイミングで工事をしたらいいか分からない方は、お気軽に弊社までご連絡くださいね。
次回も引き続き、塗装の豆知識について書いていきたいと思います。
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